神戸サンバ誕生秘話
それは40数年前のこと、神戸元町でブラジルの船員が道に迷って困っていました。
そこへ親切な青年が現れ船員を船まで送り届けました。ブラジルの船員はお礼にサンバを教え
太鼓をプレゼントしました。
この親切な青年こそ、神戸サンバチームの代表の西内さんなのです。
早速、西内さんは仲間とともに神戸まつりの前身「神戸カーニバル」で、もらった太鼓をたたいてパレードしました。しかし「何かが違う、ブラジル人に長い年月をかけて染みついたリズムは簡単にまねできない」と思い、「日本人に合った神戸発のサンバを作ろう」そう考えたのです。
誕生したのが「ビバ」「サンバ」「コウベ」の三語だけで作られた「ビバ・サンバ」、振り付けも衣装もオリジナル、神戸サンバチームの誕生となったのです。
神戸は日本のサンバ発祥の地といわれています。そして神戸サンバチームこそ日本初のサンバチームなのです。また、「一つの親切から始まった。」このことが神戸サンバチームのすばらしいところでもあります。